「いのちのホームルーム」受講生徒の感想

「いのちのホームルーム」受講生徒の感想

 福井君(3年生)

 校長先生の「いのちのホームルーム」(がん教育)の授業を受けて、私は改めて命の尊さについて考えさせられました。
 実は私は、母と祖父、祖母をがんで亡くしています。母は乳がんで、私が9歳(小3)の時に亡くなりました。母が亡くなった後、恐怖と悲しさで一日中泣いていたことを思い出します。
校長先生は、がん患者はものすごい不安感に襲われるとおっしゃっていましたが、おそらく母も闘病中は私達子供のことを考えると本当に不安であっただろうと思います。また、がんによる体の痛みもひどかったのではないかと思います。
 しかし、母は自分たちには弱い面は一切見せず、いつも笑顔で接してくれました。酸素マスクをつけ苦しそうに呼吸している亡くなる寸前まで、私達子供のことを気遣ってくれました。私たちを不安にさせてはいけないと、最高の愛を注いでくれたのだと思います。校長先生の話をもとに今思い返してみると、母の優しさと強さを改めて感じます。
 校長先生は授業の最後に、私たちに「生まれてきてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう。お互いの命をたたえ合おう!」と言って生徒全員と握手をしてくださいました。
 「ありがとうございます。」と伝えたいのは私の方です。母の優しさ、強さについて改めて実感する機会をつくっていただきありがとうございました。命の尊さについて考える機会を与えていただきありがとうございました。
(写真は、私と握手する福井君)