「いのちのホームルーム」受講生徒の感想

「いのちのホームルーム」と聞いたとき、私は内容が想像できませんでした。どうしてわざわざ校長先生がなさるのか分からず、その理由が気になっていたこともあり授業当日を待ち望んでいました。

授業の最初、校長先生のカミングアウトを聞いてとても驚きました。というのも、以前祖母がガンに罹患したことがあったからです。祖母は治療を終えた後もしばらくは消極的になり、なかなか病気のことを話したがらない様子であったのを覚えていたからです。

それほど大きな衝撃となる闘病体験を、私たち生徒に話してくださるようになるまでの覚悟や思いなどを考えると、感謝しかありませんでした。実際にお話を聞いていると、言葉の一つ一つが心に響きました。対面して闘病経験者から命の尊さについて聞くことで、読んだり見たりするだけでは得られない貴重な感覚を持つことができました。

今回の授業をきっかけに、今までの自分や周囲の家族や仲間について深く考えるようになりました。貴重な時間をありがとうございました。

田代 碧 (3年生)

校長先生がいのちのホームルームでお話してくださった内容は、とても前向きだと感じました。私が一番印象に残ったのは、病室で撮影した写真です。手術後の辛い時期にも関わらず家族と笑顔で写っていたことに、とても心を打たれました。今までの私でしたら、がんと告知されたら諦めモードに入ってしまいそうでしたが、死を身近に感じた校長先生の言葉は力強さと説得力があり、諦めない大切さを学ぶことができました。

私はこれから大学受験に臨みます。勉強にくじけそうになっても、校長先生はもっと辛い思いをしても諦めずに乗り越えたことを思い出して、進路実現に向けて頑張ります。

横山 愛 (3年生)

 

私は校長先生から伺った、「出会い」についてのお話がとても印象に残っています。誰かとの出会いは日本なら1億分の1、世界なら70億分の1の確率で、私が今共に学んでいるクラスメイトたちとの出会いもまた、本当に奇跡なのだと強く感じました。私はこの出会いを大切にして、級友と切磋琢磨し、高校卒業までの時間を大切に過ごしていきたいです。

いのちのホームルームを通して、校長先生はご自身の病名や症状、治療中の不安な気持ちなどを包み隠さずに私たちにお話してくださいました。がんは二人に一人が罹る病気ですが、体験談を私たちに伝えることはとても勇気のあることだと思います。もし、私も重い病気に罹った時は校長先生のような活動をしたいです。

音渕 陸(3年生)

 

私は最後の「いのちは時間」という言葉が最も心に残っています。私も今までに何度かいのちについて考える機会はありましたが、二度目のがんの告知を受け、手術を受ける決断をして、病気を乗り越えた校長先生の言葉は、とても重みがありました。

そして、私たち御殿場西高校の生徒たちの存在が校長先生の闘病の支えになったことが、とても嬉しかったです。ホームルームの最後の力強い握手は、校長先生からの「ありがとう」という気持ちが伝わるとても温かく、優しいものでした。今回の授業で学んだことを大切に、私はこれからの人生を力強く歩んでいきます。

(柳井 康佑)