



【 大切なお知らせ 】
今年度卒業生に毎年送られる記念誌ですが、オーストラリアの本校系列校のカーディニアインターナショナルカレッジ(KIC)の記念誌に御殿場西高校が掲載されています。
KICは新校長のキャサリン・ロックハート先生が就任して早々に新型コロナ禍に突入しましたが、その先進的な学校運営によって教育の質をさらに高めています。
御殿場西高校との繋がりに対してもとても大切にしてくれており、このようにたくさんのページを御殿場西高校や生徒たちの交流に割いてくれています。
創立25周年を迎えたKICですが、本校とともに発展を続け、今ではビクトリア州でも最も評価の高い学校の一つとしての地位を築き上げました。
本校もKICとの繋がりをこれまで以上に大切にし、学び合いながらともに発展をしていきたいと思います。
2月20日(土)看護系進学希望者講習を実施しました。
「将来は看護師になりたい!」「看護師になって、人の命を支える仕事がしたい!」
御殿場西高校では、このように看護師を志望する生徒たちが近年増えてきています。そういった生徒たちの進路を学校としてしっかりとサポートできるように、看護系進学希望者講習を実施しています。
この講座は、本校の進路・キャリア担当の教員による指導だけでなく、御殿場看護学校と連携しながら講習や看護体験をすることで、より具体的に看護師という職業に関するキャリアビジョンを描いていくものです。全7回の講座は、看護師という職業について、看護系進学に求められること、試験対策、面接対策、看護体験など様々なプログラム内容となっています。
このプログラムは数字としても現れています。今年の看護系への進学希望者(大学・短大・専門学校)は7名でしたが、全員が合格することができました。キャリア教育の成果がしっかりと結びついた形となりました。
新型コロナの影響で、全世界的に看護師への社会的ニーズは高まっています。将来、地元へのリターンだけでなく、世界で活躍できるグローバルな活動ができる看護師になってもらいたいと思います。
2月19日(金)ITビジネスコース1・2年生(91名)を対象に、産業能率大学情報マネジメント学部川野辺教授による高大連携授業を行いました。文系理系といった切り分けに関係なく、今「情報」を学ぶことの意味を、高校生にとって身近な「スマホ」をキーワードに、また、その裏でどのように情報がビジネス化されているかどうかという視点で講義していただきました。
①情報テクノロジー社会の方向性
②新たなビジネスチャンスの在り方
③地域を担うICT人材の育成
大学教授による生授業を生徒たちは新鮮な眼差しで受けていました。これからの新しい時代におけるキャリアビジョンを「情報」と言う視点で考察していくことは、大変有意義であったと思います。
2月17日(水)放課後の時間を使い、来年度から本格的に始まる御殿場西高校ICT教育「GN-EdTech構想」の第一回教員研修を行いました。スクールイノベーション委員会が主導し、長田先生(英語科)と竹内先生(社会科)の2人による今年度のICT授業実践報告をしていただきました。
長田先生は英語科の視点から、実際に行った公開授業の内容を具体的に提示しながら、ICTの活用によってより双方向性のある授業を実践できることをプレゼンしました。これまで抱えていたジレンマをICTで解決できることを熱弁していました。
竹内先生は社会科の視点から、授業の方法論的な部分を理論とともに考え、何が起こるのかわからない、経験したことのない未来(VUCA時代)を生き抜くための能力を高めるための授業をプレゼンしました。
2人のプレゼンテーションに共通していたものは「やってみること」です。チャレンジをしてみること、失敗をしてみること、そして再チャレンジするというそのサイクルの中でこそ、成長や改善があるのだということ。これはICTに限らず、全てにおいて言えることです。
来年からの本格的なICT教育に向けて、教員のスキルアップ研修はまだまだ続きます!
2月12日(金)2年生(進学・ITビジネス・未来創造)を対象に進路相談会を行いました。
これは大学・短大・専門学校の方々を学校に招き、学校説明や卒業後の進路選択に関する話を聞かせていただくというものです。「3年0学期」と言われるこの1〜3月をどう過ごすかは、来年度以降の進路決定において、とても重要な意味を持つことになります。ここで進路に対する意識を高め、来年度に向けたステップを早めに切ってもらいたいと思います。
今回参加してくださったのは、大学・短期大学が12校、専門学校が34校です。コロナ禍ということで、一部オンラインでの開催となりましたが、本校ではICT教育へのシフトが進んでいるため問題なく実施できました。来年度以降も、こうしたオンラインでの開催はコストや時間を考慮すると、増加する傾向があるかもしれません。
肝心の生徒たちですが、説明をとても真剣に聞いていました。対面でもオンラインでも、それぞれの進路に関することを、当事者として聞くことは、とてもいい機会になったのではないかと思います。なかなか普段の通常授業の中では、進路について深く考えるということは誰しも難しいことですが、今回の進路相談会がそれぞれの卒業後のイメージを思い描く上で、いいきっかけになると期待しています。