3月1日(月)第52回卒業証書授与式が行われました。
昨年に続き、感染症対策から例年よりも規模を縮小して行われました。
こうした社会状況の中で、卒業式を実施することが出来たことは、3年生、保護者、学校、地域、多くの方にとって本当にうれしいことであり、かけがえのない一日となりました。
卒業式には、ご祝辞を頂戴した御殿場市長の若林様、小山町長の池谷様をはじめ、多くの来賓の方々に参列していただき、心より感謝申し上げます。
保護者会を代表して謝辞をいただきました山下様をはじめとする保護者の皆さま、3年間ありがとうございました。
3年3組の井上さんが、生徒代表の挨拶をしましたが、その熱い言葉に会場は涙に包まれました。
3年生にとっては、かなり悔しい気持ちだったはずです。
色んな行事やイベント、部活動の大会が次々に中止になり、「なんで自分たちばかりが」という気持ちを持っているはずです。
それでも、この一年間をぜひ憎まないでほしいと思います。
自分たちに与えられた試練であり、この一年間が自分たちを強くしてくれたんだということ。
当たり前の毎日がどれだけ幸せに包まれていたのかということを、今は理解できること。
毎日学校に来て、教室でみんなと顔を合わせるということが、こんなにも幸せだということ。
コロナ禍でも、自分たちは変化していけるんだということ。
それが分かった一年間でした。
3年生の皆さんは、強い。
これから先、どんなに苦しくても、越えられないような壁があっても、きっと大丈夫です。
御殿場西高校で培った誠実・友愛・勇気の精神と、失敗を恐れずにチャレンジし続けられる強さ、御殿場西で出会った友人や先生たち。
そういった財産が、皆さんにの心にずっと残っていきます。
どんな時も、「明るく・楽しく・熱く」歩いていきましょう。
卒業おめでとうございます。
みんな、ありがとう。