理事⻑挨拶
⼀⼈ひとりを⼤切に
本校の教育理念は、校章と校訓に表されております。
校章は、富⼠・箱根⼭以⻄の陽当たりのよい⼭地に咲く「ふじいばらの花」をモチーフにしたものです。 この「ふじいばらの花」は、直径2.5cm位の⼩さな花ですが、その姿は純⽩で上品であり、多くの花が調和を保って咲いています。また、富⼠⼭周辺の荒野でも、⾵雪に耐え翌春には必ず新芽を吹き出す⼒強さを持った花です。
本校の校訓は、「誠実・友愛・勇気」です。「ふじいばらの花」の純⽩さを「誠実」の象徴とし、調和を 保って咲き誇る姿を「友愛」の象徴とし、いかなる時にも芽を吹き出す姿を「勇気」の象徴としています。 これからも、校章と校訓のもと、⽣徒⼀⼈ひとりを⼤切に育てていく教育を推し進めていきます。
理事⻑ 勝間⽥ 芳壽
学校⻑挨拶
「良くなりたい、良くしたい」を地域へ、世界へ、思いをつなげる学校
VUCA時代(誰も経験したことのない予測不能な時代)の到来に伴い、これまでの常識は非常識となりつつあります。AIに代表されるテクノロジーによる数々のイノベーションは、世界を大きな変革の渦へと導きました。そんな社会を目の前にして、学校とはどんな場所であるべきか、生徒たちはどのような三年間を過ごし、どのような力を身につけるべきなのか。本校では建学の精神と校訓に基づき、生徒が以下の3つの力を身につけていくことを教育活動の柱としています。
1. Agency(主体性と自律)
主体的かつ自律的に生きることは究極の目標であると思います。特にこれからの予測不能な未来においては、これまで以上に求められる力となります。
2. 4Cs
○ Critical Thinking (批判的思考力)「なぜだろう?」「本当に?」と問う力
○ Creative Thinking (創造的思考力)「だったらこうしてみよう」と提案できる力
○ Collaboration (協働する力) 国内だけでなく、世界中の他者と協働する力
○ Communication (双方向の対話力) 相手を理解したうえで、相互理解につなげる力
3. GRIT (やり切る力)
我慢や忍耐とは異なります。困難やチャレンジを目の前にした時に、それを最後までやり切ることができるかということになります。様々なことへのチャレンジで何度失敗しようが、そこから素早く学び、絶えず自己を改善していくような、しなやかな強さが求められます。
この3つをベースとし、生徒、教職員、保護者、地域が一体となった社会が「学校」であると同時に、学校は「楽校」でなくてはなりません。最高の青春の舞台が、御殿場西高校での3年間となります。我々は、生徒にとって最も身近な大人として、生徒たちをサポートして参ります。
学校⻑ 勝間田 貴宏
校訓
校章
校歌