10月23日（日）ハイスクールフォーラム２０２１中間報告会が開催されました。
御殿場市を魅力的かつ持続可能な街にしていくというSDGs的ビジョンのもと、本校の生徒50名と御殿場市青年会議所の皆様との協働探究プロジェクトです。
これまでの半年間でA〜Iの9グループは、それぞれのテーマに基づき、高校生たちの視点から御殿場市が抱える社会課題を見つめ、その解決に向けて身近なテクノロジーを用いて、具体的なアプローチをしてまいりました。
グループの中にはインスタグラムやTwitterといった高校生だけでなく大人も馴染みのあるSNSツールを駆使したり、Glideというスマホアプリ作成ツールを用いてオリジナルアプリを作成したり、これまでにない取り組みをしている生徒たちもいます。
今回の中間報告会には、勝又正美御殿場市長をはじめとする御殿場市行政関係者、企業の方々が数多く参加してくださり、生徒たちのプレゼンテーションをとても熱心に聞いてくださっていました。
フォーラムの第２部では、生徒たちのプレゼンテーションをもとに、それぞれのブースで活発な意見交換、情報交換が行われました。生徒たちのぼんやりとしていたビジョンが、この意見交換を通してさらに具体的なものに変わったと思います。
生徒たちが生き生きと活動するその姿には、学びの本質がよく表れていました。本来の学びは社会と密接にリンクしており、教室の外側、学校の外側に広がっています。その繋がりがあるからこそ、生徒たちの本来の学びが刺激され、社会で生かされる学びとは何かを考えることになります。行政、企業の方々とのこうしたつながりは、生徒を大きく成長させてくれていると心より感じます。
最後になりますが、お忙しい中大変貴重なお時間をいただきましたご来賓の皆様、心より感謝申し上げます。御殿場市を魅力的な街にするというプロジェクトを、当事者意識を持って取り組むことができるのは、皆様のおかげです。そして何より、青年会議所の皆様のファシリテーションがあってこそです。本当にありがとうございます。
なお、本プロジェクトは3月の最終報告会まで続くことになります。まだまだあと半年、頑張って欲しいと思います！
