御殿場⻄⾼等学校の探究学習
「本物の学びってなんだろう?」この問いにどうこたえるだろう。学校の教室の中の学びは本物?学校の中でしか使えない知識やスキルになってしまっていない?
我々が学ぶ理由、それは生きるため、豊かな人生を送るため、誰かを幸せにするため、社会に貢献するため、世界を平和にするため・・・。学校の中での学びは、こうした実社会に向けられたものであり、実社会とのリンクしていなくてはなりません。御殿場西高等学校では、生徒たちの学びが教室の外側へと広がり、さまざまな分野での知識習得、出会い、体験などにより、それぞれの未来に向けたキャリアビジョンを深めていきます。
10年後のなりたい自分、10年後誰かを幸せにするため、10年後の社会に貢献するために。
1年生 探究的な学びの土台づくり
1年次には高校における「総合的な探究の時間」を実践するうえでの土台づくりを行います。なぜ学ぶのか、なぜ探究が必要なのかといった根本となる学びへの動機づけを大切にしながら、探究的な学びにおける土台を作っていきます。1年次の後半には、具体的に地域課題に関する理解を深めるとともに、具体的な課題解決策を考えていくことに繋げていきます。
2年生 探究ゼミ
2年生はそれぞれの興味、関心、得意に応じて、さまざまな分野のゼミに分かれて探究活動を行います。ゼミは本校の教員が運営し、外部の講師の方々や地域企業の協力のもとで、生徒たちがよりアカデミックに、よりキャリア視点を持ちながら、主体的な活動を行うこととなります。1年次に身につけた探究学習の土台をベースとしながら、2年次以降はより「貢献」「創造」といったことにもつなげていきます。この活動を通して、生徒たちの「未来を切りひらく力」における「新たな価値を生み出す力」と「他者と協働する力」の2つを身につけることを目指していきます。